メンター制度において、メンターの負担を軽減したいと考える会社は多いと思います。
メンター制度の導入目的や運用にもよりますが、メンターの負担を軽減するにはどのような方法が
あるのでしょうか。
そこで、今号では、メンター制度において、メンターの負担を軽減する方法についてご案内します。
《メンタリングの拘束時間に対する負担軽減策》
① メンタリング時間を確保するための配慮をする
上長の方の理解がないと、メンター・メンティーに対して、メンタリング時間の取りにくい
マネジメントをするかも知れません。
上長を含め、全社的なメンター制度の理解の浸透は、同制度を効果的に運用するための大切な
ポイントです。
経営層、制度参加者の管理職への同制度の説明会開催は、必須と言えるでしょう。
また、メンター参加者には、一定の評価の仕組みを取り入れることも考えられます。
《メンターの心理的負担に対する軽減策》
① メンタリングのやり方・考え方を教育する
メンタリングは、自由な対話です。それだけに、どう進めたらいいだろうと、
メンターは不安に思います。メンタリングのやり方・考え方を教育する場は必要です。
できれば、研修はペア参加とし、そこでお互いによく知り合う場とすると、
スムーズにメンタリングがスタートできます。
また、メンタリングノートなどのツールを活用するのも一つの方策です。
メンタリング教材:https://www.mentor-kyoukai.jp/teaching-material-mentor-kyoukai/
② 対応できない相談をされた場合の対応
専門外のことや、深刻な悩みなどの対応は、誰でも難しいものです。
メンタリングは、正解を出す場ではありません。
メンティーの話を聴いて、素直な感想を伝えるだけで十分です。
また、メンターにも、人事担当者やキャリアのある社員などに
相談できる仕組みを設けると、メンターも安心するでしょう。
社外のプロメンターを上手に活用することも一つの考えです。
メンタリング/メンター派遣:https://www.mentor-kyoukai.jp/講師-メンター等派遣/メンター派遣/
以上、ご参考にしてください。ご不明がありましたら、お気軽に相談窓口にお問合せください。
メンター制度を導入する際には、日本メンター協会サイト内に導入事例がありますので、そこを参考にしてください。また、いつでも日本メンター協会のご相談窓口は開いております。
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